在宅医療の現状

入院、外来に次ぐ第三の医療として在宅医療は注目されています。
近年では住み慣れた地域や、自宅での療養を希望する人も増えてきていて、在宅医療のニーズは高まってきています。
在宅で可能な医療としては訪問看護、訪問薬剤指導、訪問栄養指導、訪問歯科診療など多様なものがあります。
近年の医療機器の発達や、多くの医療福祉における職種が訪問可能になったことから、在宅医療の幅がとても広がったのです。
自宅にいながらにして可能な医療が増えていくにつれ、通院できない人や、入院を拒んでいる人にとってはより自然な形で診療が出来るといえます。
在宅専門の診療所も全国的に数が増えてきており、その質も高くなってきています。国としても在宅医療のサポートを行いだしており、2006年には24時間365日を対応する診療所を認定しました。
このように在宅医療サービスの改善が政策的に行われているのです。
日本では多くの人が病院で死んでいます。これは1976年頃に自宅死の数から逆転し始め、現在でも9割が在宅以外の場で亡くなっているのが現状です。
在宅死は僅かに1割となっており、その中の半数近くは在宅医療を受けていない、在宅での死亡となっているのです。世界に見てもこの現状は得意なことであり、在宅での最期を望めば叶えられるような体制作りを整えていく必要があるといえます。
在宅医療を利用する人には、移動手段がない人や、病院に通うのが困難な人が多いです。これ以外にも在宅医療を利用する人の立場は様々なのです。